■宮澤庭四季折々の記｢ノコンギク｣

2014年10月31日

野にある紺色の菊というところからきているそうです。 園芸品種の紺菊（コンギク）の原種でもある。 古い時代に舌状花の青紫色が濃いものを選抜して栽培し、根分けで植え継いだものと思われています。 この花はほぼ白色ですが咲き終わり頃うすい青みがかかってきます。近隣種のヨメナとの違いは葉の手触りと冠毛の長さだそうです。
ノコンギクの葉はざらざらしているのに対し，ヨメナの葉はつるつるしています。
冠毛の長さは，頭花をほぐして，ひとつひとつの花を見るとわかります。
ノコンギクは管状花，舌状花どちらにも，ふさふさの毛がついているのに対し，ヨメナには毛がありません。（正確には，ヨメナには冠毛がない訳ではなく，短いだけのようです）
１０月２８日の誕生花は、野に咲くノギクのひとつ、ノコンギク（野紺菊）。
花の名は、野に咲く紺色の菊から名づけられました。
花言葉「忘れられない想い」は、昔から野菊として親しまれ、過ぎゆく秋を感じさせてくれる風情に対してつけられたのでしょうか。

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